司電気炉製作所
ながく使っていただけるように、修理メンテナンスをおこなっております。 なお、製作後1年間は補償期間といたします。(無理のない焼成を行なっている場合に限ります)
断線修理、線の張替え、炉蓋の取替えなどの問題にもすぐに対処できます。 お気軽にお問い合わせください。 事例を紹介します。
炉蓋も焼成を繰り返すうちに、水分やガスなどにより劣化してきます。 錆などが作品に降りかかってしまう原因にもなりますので、程度をみてお取替えをお勧めいたします。 その他の対処法もありますので、お気軽にお問い合わせください。
◆線の張替え 線の劣化により焼成に不具合(温度上昇の遅れ)などがおきます。 線の寿命ですので張替えをお勧めいたします。 線の寿命は、お客様の焼成雰囲気や温度にもよりますが、 200回から250回の焼成回数が目安となります。
①電熱線張り替え前
②断線箇所
温度が設定通りに上昇しなかった原因として電熱線の劣化、断線が考えられます。
③電熱線取り外し
劣化した電熱線とレンガに付着した釉薬なども一緒に取り除きます。
④アルミナ塗付
炉内を清掃後、レンガをアルミナでコーティングします。劣化によるボロを防止します。
⑤電熱線貼付け
一山に対してピンを4本打ちつけます。
⑥完成
電流値を測り、通電試験後鉄枠に耐熱スプレーを塗付して完成です。
溶接修理は一時的な応急処置法です。 溶接箇所は電流の抵抗値も変わり負担がかかりやすく断線しやすい状態なので、電熱線の張り替えをお勧めします。
①電線の劣化、変形によりショート、断線したものと思われます。
②上下共に断線しているので、それぞれに新しい電熱線を加工し溶接を施します。溶接後、電流を測り確認をします。